INEI(国立統計院)によると、フジモリ政権末期の2000年から2001年にかけて、小学校への就学率が低下している。
小学校への就学率は、98年~2000年まではそれぞれ90.9%、92.7%、93.5%と増加していたが、2001年には91.5%に落ち込んだ。フジモリ政権の末期以降からの経済低迷が影響しているのかは不明。ただし、全体的に、「より学費の安い学校」を選ぶ傾向が強く、日系諸校が位置する中堅クラスの教育校で、生徒数の減少が続いている。
国立校では建前は無料だが、さまざまな名目で、実質的には有料になっている。“学費”は校長や父兄会の自由裁量といわれ、学校によって差異がある。
一方、中学校では就学率が年によって変化する。同じく98年~2000年の就学率は62.0%、59.3%、61.7%であり、2000年は65.6%となっている。文盲率は12.1%(2001年年次統計)。
[某団体の会報用に書いた]
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